「ミスト」映画レビュー
2020.05.16 vol.19
シリアル
石井「学校の七不思議とかあったじゃないですか。一番怖かったのはトイレの花子さん
かな。」
安田「うちんとこトイレのアナゴさんだったかな。あとこれもあったな。光るベートーベンの目。」
石井「うちんとこ、光るベートーベンの楽曲センス、だったかな。」
安田くんのふしぎ発見が良い。
https://www.youtube.com/watch?v=fLM2t8swblI
おすすめ映画②
ホラー映画「ミスト」
★★☆☆☆
あらすじ
主人公デイビットは、息子のビリーと共に街のスーパーへ買い物に行く。母親は留守番。
買い物をしていると、急に霧がスーパーに迫って来る。血だらけで霧から逃げてきた人によると、霧に入ると何かに襲われるらしい。
ひとまず全員が店内で待機していると、発電機が故障してしまう。
外に点検に行こうとした若者が襲われてしまい、デイビット達は何かを目の当たりにすることとなる。
店内にアナウンスするが、信じない者がくだらないと行って出て行くが、悲鳴と共に霧の中へ消えてしまう。
夜になると大きな虫のようなものが店内まで襲ってくる。ビリーはデイビットに「怪物に僕を殺させないで」と告げる。
心身共に疲れ切った人々に対して、これは神の導きだと唱える宗教狂い。この宗教狂いによってデイビット達は悪者扱いされてしまうが、意を決してなんとか車で逃亡。
ミストをこれから見ようと思ってる方は、以下オチのネタバレになるのでご注意を。
逃げてきたがいよいよガソリンがなくなってしまって、皆で心中しようと決心する。
デイビットと息子のビリーを含めて5人の車内だが、銃弾は4発しか残っていない。
ビリーも他の3人も殺した後、デイビットは外に出て「殺せ」と叫ぶ。
しかし、霧はほとんど晴れていて、奥から軍隊が現れる。
デイビットは叫びながら軍隊に保護される。
ネットで鬱映画と呼ばれていたが、まさにその通りだった。
終始正体のわからない化物に怯えながら、息子のビリーも守ってみんなの指揮をとらないといけない。宗教狂いに洗脳された信者からも罵倒されて精神はボロボロ。
そんな中車で逃亡できたかと思えば、妻がいる家はもう化物に襲われた跡があり、全てに絶望してしまう。
もちろん心中なんてしなければ軍隊に助けてもらえたが、デイビット達の精神状態を考えると、それ以外の選択肢は考えられなかったことも理解できる。
ビリーが「怪物に僕を殺させないで」と言ったのも、デイビットが最後に手を下すのであればビリーの本望だと考えてしまったのだろう。
特に最後は考えさせられる映画だった。もう一度見ようとは思わない。
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